コンピューターの基本的なことを勉強していると出てくるビット(bit)やバイト(Byte)。分かったようでハッキリは分からないという方も多いのではないでしょうか。そのような方のために、ビットとバイトの違いや変換方法に関して分かりやすく説明します。
ビットとバイトの違い
ビット(bit)やバイト(Byte)はどちらもコンピューターで扱うデータ量を表す単位です。
項目 | ビット | バイト |
---|---|---|
データ量の単位 | 最小単位 | 基本単位 |
データ量の大きさ | 小さい | 大きい |
単位の表示 | b(小文字) | B(大文字) |
違いはデータ量の大きさです。その違いについて詳しく見ていきましょう。
ビット(bit)とは?
ビット(bit)は、コンピューターで扱うデータ量を表す1番小さな単位です。コンピューターの中にあるファイルやプログラムはすべて「0」と「1」が並んだものでできています。例えば、ファイルは以下のようなイメージです。
バイト(Byte)とは?
バイト(Byte)とは、コンピュータで扱うデータ量を表す基本的な単位です。8つのビットの集まりが1バイトです。12本の鉛筆を1ダースとしているのと同じです。先ほどと同じファイルのイメージで見てみましょう。
もっと大きなデータ量の単位は、別ページで解説しています。
キロバイト・メガバイト・ギガバイトの違いや変換方法を解説!
ビットとバイトの変換
「1バイト=8ビット」を元に、ビット(bit)⇔バイト(Byte)の変換について見ていきましょう。
ビットからバイトへ
ビットをバイトに変換する場合、8で割るとバイトに変換できます。
例えば、48ビットをバイトに変換すると「48÷8=6」で6バイトです。
バイトからビットへ
6バイトをビットに変換する場合、8を掛けるとビットに変換できます。
例えば、6バイトをビットに変換すると「6×8=48」で48ビットです。